「Spreadsheets」で入力データの条件を設定しているところ
「Spreadsheets」で入力データの条件を設定しているところ
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 米Googleは,Webベースの統合オフィス・アプリケーション「Google Docs」の表計算サービス「Spreadsheets」に入力データの検証機能を追加した。米国時間2009年2月17日に公式ブログで明らかにした。

 この新機能により,入力データの条件を設定できるようになった。入力条件は,該当するセルの範囲を選択したあと,「Tools」メニューの「Data Validation」から設定する。データ型は「数値」「テキスト」「日付」から選択でき,それぞれについてさらに細かい条件を設定できる。例えば「有効な電子メール・アドレス」と設定した場合,「joesmith@gmail」のような不完全なデータを入力すると警告が表示され,設定画面でユーザーが登録しておいたメッセージを通じて有効なデータを入力するように促される。

 この入力条件は,すでにデータが入力されているセルには適用されない。また,1つのセルに複数の入力条件は適用できない。有効なデータの入力だけを許可する設定のほか,警告は表示するが無効なデータの入力も許可するというオプションを用意した。

公式ブログ記事