SEM(検索エンジンマーケティング)支援サービスを手掛けるアイレップは2009年2月16日、CVR(コンバージョン率)の改善効果に応じて支払い額が決まるLPO(ランディングページ最適化)サービス、「成果報酬型LPOサービス」を開始したと発表した。

 成果報酬型LPOサービスは、検索連動型広告の出稿キーワードに最適なランディングページを用意して広告効果を高めるサービス。出稿キーワードごとに、アイレップが競合他社のランディングページや、キーワードごとに最適なサイトデザイン、コンテンツなどを分析して、ユーザーのニーズに合ったランディングページを制作する。サービスの導入には、検索連動型広告の出稿も合わせてアイレップに依頼する必要がある。

 ページの制作後は、LPOを導入するキーワードの誘導先にサービス導入前のページと、新たに開設したページの両方を設定する。運用開始日から1カ月間が経過した時点で、新旧のページの成果を比較して、新たなページの方がCVRが高かった場合に改善率に応じて料金が決まる仕組み。アイレップが持つSEM、LPOノウハウを生かしたコンサルティングサービスが成果報酬型で受けられる。

 料金はサービス導入前の分析やページ制作を含む初期費用が8万円。成果報酬の料金は、CVRの改善率が5~10%だった場合は5万円、それ以上だった場合は改善率に応じて変わる。改善率180%を最大として、改善率がそれ以上だった場合は料金は上昇しない。料金の最高額は非公開。また、改善率が5%未満だった場合は成果報酬の金額はかからない。

■関連情報
・アイレップのWebサイト http://www.irep.co.jp