米Googleが推進する携帯電話機向けソフトウエア基盤「Android」に対応したアプリケーションの配布サービス「Android Market」において,有料アプリケーションの取り扱いが始まった。米国時間2009年2月13日時点で米国と英国で有料アプリケーションのアップロードが可能になっており,今週半ばには米国でエンド・ユーザーが購入できるようになる。

 さらに第1四半期中に,ドイツ,オーストリア,オランダ,フランス,スペインでも有料アプリケーションのアップロードを可能にする。3月末までに,新たに有料アプリケーションに対応する国について発表する予定。

 アプリケーション販売の決済には,Googleの決済サービス「Google Checkout」を利用する。アプリケーションの販売を希望する開発者やパブリッシャは,Google Checkoutの販売者用アカウントを取得する必要がある。

 また,これまでAndroid Marketを提供していなかったオーストラリアとシンガポールで,無償アプリケーションの配布サービスを開始する。オーストラリアでは2月15日より,シンガポールでは数週間以内に,ユーザーはAndroid向け無償アプリケーションをダウンロードできるようになる。

[Google Android Mobile Platformチームの公式ブログへの投稿記事]