米Red Hatは米国時間2009年2月11日,同社のミドルウエア製品系列「JBoss Enterprise Middleware」への移行を支援するオープンソース・プロジェクト「JBoss Migration ASSistance(MASS)」を発表した。パートナ企業とともにツールや情報を提供し,他社ミドルウエア製品からの移行促進を図る。

 JBoss Enterprise Middleware移行時の手間軽減と期間短縮に役立つツールや情報を提供していく。顧客企業とパートナ企業向けのオンライン・コミュニティも運営し,情報共有などに役立ててもらう。

 当初,主にJBossアプリケーション・サーバーへの移行を支援する。最終的には,ポータルやサービス指向アーキテクチャ(SOA),Webサービスといったミドルウエア製品も対象にしていく。

 JBoss MASSの活動には,米Unisys,Red Hat傘下の米Amentra,米Exadelなどが協力する。

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