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日経コンピュータ

「J-SOXの有効性評価を請け負います」、アビームが新サービスを開始

2009/02/12
島田 優子=日経コンピュータ

 アビームコンサルティングは2009年2月12日、「内部統制評価BPO(Business Process Outsourcing)サービス」を開始した。日本版SOX法(J-SOX)対応で実施する内部統制の有効性評価を請け負う。このサービスを利用することで「自社内で作業を実施するよりも2〜3割程度、有効性評価にかかるコストが削減できる」(アビーム)としている。

 内部統制評価BPOサービスでは、「大手監査法人ごとの特色も踏まえた評価手法や判断基準を準備している」という。業務プロセスにかかわる統制、IT全般統制に加え、全社的統制の有効性評価をサービスの対象とする。日本国内だけでなく、海外拠点を利用して各国の母国語でもサービスを提供する予定だ。アビームはサービスの提供に向け、10年3月までに要員50人程度の体制を整える。

 J-SOX対応の作業の中で、業務フロー図やRCM(リスク・コントロール・マトリックス)などを作成する文書化や、内部統制の整備などは適用初年度の工数が最も大きく、2年目以降は工数が大きく減るとみられる。これに対し、文書化や内部統制の整備を終えたあとに実施する内部統制の運用状況の有効性評価は、適用2年目以降も初年度と同様の工数がかかる可能性が高い。毎年提出が求められる内部統制報告書を作成するために、実施する必要があるからだ。このため、アビームはJ-SOX適用2年目以降も見据えてサービスを提供することに決めた。

 一方で内部統制の運用状況の有効性評価では、「システム部門がIT全般統制にかかわる有効性評価を実施するのは望ましくない」など、独立性の観点から人材の確保が難しいといった課題がある。同サービスにより、こうした課題にも応えられるとアビームはみている。

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