イー・アクセスとアッカ・ネットワークスは2009年2月12日、イー・アクセスによるアッカの吸収合併契約を締結した。2000年3月にADSL卸売りベンチャーとして発足したアッカは、合併予定日の6月25日に9年の歴史に幕を閉じる。

 アッカが提供していた回線サービスは「提供を継続する」(イー・アクセス広報)。アッカが注力していた法人向けADSLサービスについても「現行ユーザーは今までと変わらず使えるようにする。営業窓口はイー・アクセスとアッカで一本化する」(イー・アクセス広報)。

 イー・アクセスは2008年7月31日にアッカを子会社化(関連記事)。両者の合併を含めて効率化の検討を進めていた。合併によりASDL卸売事業をさらに効率化できるとの判断に至り、今回の決定となった。

 3月27日に開催するアッカの株主総会を経て、6月5日に合併比率を決定。6月19日にアッカが上場廃止となり、6月25日に合併する予定だ。存続会社はイー・アクセス。