左から,朝日新聞 デジタルメディア本部の大西弘美本部長,トムソン・ロイター・ジャパン メディア事業部の楠山健一郎ゼネラルマネージャー,ソネット・メディア・ネットワークスの穂谷野智 代表取締役社長
左から,朝日新聞 デジタルメディア本部の大西弘美本部長,トムソン・ロイター・ジャパン メディア事業部の楠山健一郎ゼネラルマネージャー,ソネット・メディア・ネットワークスの穂谷野智 代表取締役社長
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 トムソン・ロイター・ジャパンと朝日新聞社,ソネット・メディア・ネットワークスの3社が,ネット広告で提携した。3社は複数のメディアを横断する広告商品であるアドネットワークを共同開発,「ビジネスプレミアムネットワーク」(BPN)として,3月のテスト配信を経て,4月から有料サービスを始める。

 広告主は,BPNを通じて複数の媒体の読者にリーチできるようになる。3社の説明によると,月間で最大1億ページ・ビュー(PV),3000万人のユーザーになるという。2009年2月12日に開催した説明会では,トムソン・ロイター・ジャパン メディア事業部の楠山健一郎ゼネラルマネージャーが,「アドネットワークは,検索広告よりも高い成長率が見込める」とする調査会社の資料を報告するなど,米国のアドネットワークの状況を紹介した。

 BPNには当初,ロイター(ロイター.co.jp)と朝日新聞(asahi.com,CNN.co.jp)のほか,AFP通信(AFPBB News),時事通信社(jiji.com),東洋経済新報社(東洋経済オンライン),プレジデント社(プレジデントロイター),ダイヤモンド(ダイヤモンドオンライン)が参加する(カッコ内はメディア・ブランド名)。