米MicrosoftのWindows担当幹部であるSteven Sinofsky氏はMSDNブログへの投稿記事で米国時間2009年1月30日,次期クライアントOS「Windows 7」の販売を始める前にリリース候補(RC:Release Candidate)版と製造段階(RTM:Release To Manufacturing)版を提供すると発表した。ベータ2版の公開は予定していない。各版の具体的なリリース時期は現在検討中という。

 同社は,RC版を完成間近の機能確定版と位置付ける。RC版リリース後もフィードバックは参考にするが,重要な問題にのみ対処し,コード変更はごく限られた内容になるとしている。開発作業を終えてリリースするRTM版は,パソコン・メーカーや販売店向けに出荷するためのバージョン。ボリューム・ライセンス契約用の製品としても供給する。

 続く一般提供(GA:General Availability)版は,パソコン同こんやパッケージ製品といった形態で一般ユーザーの手に渡る。

 米メディア(internetnews.com)は,Microsoft幹部がこのようなブログ記事を書いたことから,RC版が今後2週間以内にリリースされると予測している。

[Sinofsky氏のブログ投稿記事]