博報堂DYホールディングスは2月2日、インターネット広告事業を手がける関連会社デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)に対する出資割合を議決権ベースで49.3%から53.7%に高め、連結子会社にする方針を発表した。

 博報堂DYホールディングス子会社の博報堂が、2月19日にDACの第三者割当増資を引き受け、同社株を議決権ベースで8.6%取得する。取得金額は12億8772万円。増資後は別の子会社である博報堂DYメディアパートナーズの持ち分45.1%と合わせ、DAC株の過半数を博報堂DYグループが保有することになる。

 DACは増資で調達した資金を使い、博報堂のWebサイト制作子会社、博報堂アイ・スタジオの株式の60%を取得する。DACは博報堂アイ・スタジオを子会社にすることで、これまで手がけてきたインターネット広告枠の取引仲介などに加え、サイト構築や運営にも対応する総合的なサービス提供体制を整えるとしている。

■関連情報
・博報堂のWebサイト http://www.hakuhodody-holdings.co.jp/
・デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムのWebサイト http://www.dac.co.jp/