イスラエルCheck Point Software Technologiesは米国時間2009年1月27日,2008年第4四半期および通期の決算を発表した。

 第4四半期の売上高は前年同期比5%増の2億1760万ドル。純利益はGAAP(米国会計原則)ベースで同2%減の8650万ドル(希薄化後の1株当たり利益は0.41ドル),非GAAPベースで同3%増の1億560万ドル(同0.46ドル)。営業利益はGAAPベースで同18%増の1億370万ドル,非GAAPベースで同11%増の1億2070万ドルである。

 一方,通期の売上高は前年比11%増の8億850万ドル。純利益はGAAPベースで同15%増の3億2400万ドル(希薄化後の1株当たり利益は1.50ドル),非GAAPベースで同8%増の3億8600万ドル(同1.78ドル)。営業利益はGAAPベースで同28%増の3億5650万ドル。非GAAPベースでは同15%増の4億2580万ドルとなり,53%の営業利益率を達成した。

 同社会長兼最高経営責任者(CEO)のGil Shwed氏は,「2008年を通じて,米国と欧州を含むすべての地域で引き続き好業績を上げることができた。これまでの新興市場への投資が効果を見せ始め,アジアおよび東欧地域で20%,中南米および中東地域で40%を上回る成長を達成できた」としている。