米VMwareは2009年1月26日,2008年第4四半期および通期の決算を発表した。第4四半期の売上高は5億1500万ドルで前年同期から25%の増収。GAAPベースの純利益は1億1100万ドル(希薄化後の1株当たり利益は29セント)で前年同期の7800万ドル(同19セント)から42%増益となった。

 当期のGAAPベースの営業利益は前年同期比34%増の1億200万ドル,非GAAPベースでは同25%増の1億3500万ドルだった。

 2008年通期では,売上高が19億ドルで前年から42%増加した。GAAPベースの純利益は2億9000万ドル(希薄化後の1株当たり利益は73セント)で,前年の2億1800万ドル(同61セント)を33%上回った。

 GAAPベースの営業利益は前年から33%増の3億1300万ドル,非GAAPベースでは同39%増の4億6900万ドルとなった。

 通期の米国内の売上高は9億8800万ドルで前年から37%伸び,国外の売上高は8億9300万ドルで同48%増加した。また,ライセンス収入は前年比30%増の12億ドルとなり,サービスからの収入は同67%増の7億300万ドルに達した。

 今後の見通しについて,同社は2009年第1四半期の売上高として約4億7500万ドルを見込む。通期の売上高については,「世界経済の先行きが不透明なため予測が難しい」として見通しを明らかにしていない。

発表資料へ