デジタルフォレストは、Webアクセス解析アプライアンス「Visionalistアプライアンス」を1月30日に発売する。同社のWebアクセス解析ツール「Visionalist」をあらかじめインストールしており、解析用のサーバー導入が低コストで短期間に行えるとしている。

 企業が社内ネットワークにオールインワンの解析専用サーバーを設置するため、外部ASPサービスに頼る必要がなく、高いセキュリティが確保しやすいという。月間ページビュー(PV)数1000万PVまで解析可能な「Visionalistアプライアンス1000」(1018万5000円)と、同5000万PVまで解析可能な「Visionalistアプライアンス5000」(1386万円)を提供する。最大2年分のアクセス解析データを蓄積可能というストレージ装置を搭載し、バックアップサーバーを含むサーバー4台構成となる。

 VisionalistベースのASP型サービス「Visionalist ASP」と異なり、携帯電話向けサイト分析やマルチサイト分析といった機能が標準構成で利用可能。顧客関係管理(CRM)/メール配信/ビジネスインテリジェンス(BI)などの外部システムとも連携する。オプションの設定支援/運用監視/導入支援サービスも用意している。

 初年度の販売台数は30台と見込む。

■関連情報
・デジタルフォレストのWebサイト http://www.digitalforest.co.jp/