ネットブックは、国内パソコン市場の中で間違いなく一定の地位を築いている。ブームとなった昨年夏ほどの勢いはない印象もあるが、今でも十分に魅力的な存在だ。NECもこのネットブック市場に向けて、意欲的な商品を順次投入していくという。

 NECのネットブックであるLaVie Lightは1月にマイナーチェンジを遂げた。基本的なデザインは前シーズンと同様。他社には見られない角張った印象のボディーで、凹凸の少ないフラットな外観だ。

LaVie Light BL100/SA6W(色はフラットホワイト)。予想実売価格は6万5000円前後で、前モデルの発売時とほぼ同じ。
LaVie Light BL100/SA6W(色はフラットホワイト)。予想実売価格は6万5000円前後で、前モデルの発売時とほぼ同じ。
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 外形寸法は、前モデルと同じ。一般的なネットブックと比べるとやや分厚いのがネックだ。最厚部は約3.65cmと、かばんの中でもやや場所を取る。とはいえ、幅が25cm、奥行きが17.65cmと、フットプリントは一般的なネットブックとほぼ同等。全体としてコンパクトなので、不格好な印象はない。重さは1.16kgだ。

 ネットブックとしては珍しく、堅ろう性に力を入れているのが特徴。面加圧試験で150kgfをクリアしており、満員電車での通勤でも安心して持ち歩ける。この堅牢性のために、天板がやや分厚くなっているわけだ。

本体はほぼB5サイズとコンパクト。角張ったスクエアなデザインが、他社のネットブックとの大きな違いだ。天板は光沢のある美しい仕上げを採用している。
本体はほぼB5サイズとコンパクト。角張ったスクエアなデザインが、他社のネットブックとの大きな違いだ。天板は光沢のある美しい仕上げを採用している。
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液晶を閉じて前面から見たところ。厚さは3.13~3.65cmで、角張ったボディーはやや分厚く見える。左右にスピーカーを内蔵しているが、音質はホドホド。音楽を楽しむにはややつらい。
液晶を閉じて前面から見たところ。厚さは3.13~3.65cmで、角張ったボディーはやや分厚く見える。左右にスピーカーを内蔵しているが、音質はホドホド。音楽を楽しむにはややつらい。
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