セブン&アイ・ホールディングスは1月13日、同社の子会社4社が共同出資を行い、
新会社「セブンカルチャーネットワーク」を立ち上げると発表した。今後拡大が見込まれるシニア市場を対象に、カルチャー教室事業や旅行事業を展開する。

 セブン&アイ・ネットメディア、セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、ミレニアムリテイリングの4社が資本金4億5000万円を拠出し、1月15日付けで設立する。出資比率はセブン&アイ・ネットメディアが70%、残り3社が各10%。代表取締役社長には、現イトーヨーカ堂取締役の青木繁忠氏が就任する。

 3月よりイトーヨーカ堂のコミュニティアリーナ事業(2750講座)と、西武百貨店の池袋コミュニティ・カレッジ事業(1250講座)を引き継ぐ。2009年秋に旅行事業を開始し、そごうや西武百貨店の得意客向けに旅行を販売する。また、セブン-イレブン店舗を通じて提供する体験型イベントも企画する。

 2010年春からは、文化教室事業と旅行事業を融合した複合型売場をグループ内の百貨店で展開するほか、セブン-イレブン店舗にて予約受付や販売を行うなど、旅行事業に本格的に取り組む。

■問い合わせ先
・セブン&アイ・ホールディングス 電話:03-6238-3000

■関連情報
・セブン&アイ・ホールディングスのWebサイト http://www.7andi.com/