日立公共システムエンジニアリング(日立GP)は1月5日、Webサイトにおけるアクセシビリティとユーザビリティの両立を支援する新ソリューションの提供を同日より開始すると発表した。官庁/自治体/団体/企業向けとして提供していく。構築完了後もコンサルティングを行い、Webサイト公開後も品質を維持するという。

 新ソリューションの名称は「4Uweb Web(フォーユーウェブ)ユニバーサルデザインソリューション」。複数のソフトウエアとサービスを組み合わせ、障害者や高齢者などに配慮したアクセシビリティと、ユーザビリティ(使いやすさ)を両立させる。継続的にWebサイトの運営体制や維持管理状況などもコンサルティングし、品質の維持/向上を目指す。

 ポータル構築支援ソフトウエア「VESTIBULE」(価格は個別見積もり/関連記事)とアクセシビリティ改善ソフトウエア「ZoomSight」(80万円から/関連記事)、日本語Webページを英語/中国語(簡体字/繁体字)/韓国語に自動翻訳するサービス「Myサイト翻訳サービス」(月額6万円から)を提供。コンサルティングサービスは、全般的な内容の「サイトコンサルティング」(個別見積もり)に加え、「Webユーザビリティコンサルティング」(50万円から)、「Webアクセシビリティコンサルティング」(50万円から)、「サイト構築サービス」(個別見積もり)を用意する。

 埼玉県所沢市が同社のユーザビリティに関するノウハウをWebサイトに適用し、2008年12月1日に公開した。2012年度までに約300団体への導入を目指すとしている。

■関連情報
・日立公共システムエンジニアリングのWebサイト http://www.gp.hitachi.co.jp/