日本航空(JAL)は12月25日、KDDIとの協力により、au携帯電話のカスタマイズサービス「ナカチェン」に対応したサービス「JALケータイパック」を同日より開始すると発表した。JALの航空機や客室乗務員の画像を用意するほか、専用ページから同社の各種サービスに直接アクセスできるようにする。

 ナカチェンは、au携帯電話のメニューデザインや待ち受け画面、コンテンツ、メニュー内容などをカスタマイズするサービス。auショップやトヨタ販売店のケータイショップPiPitに携帯電話を持ち込んでソフトウエアをインストールしてもらう。

 JALケータイパックでは、携帯電話の待ち受け画面にボーイング777型機のエクゼクティブクラス新シート「JAL SHELL FLAT NEO」が表示され、そのバックスクリーンには航空機の離陸場面の動画が流れるようになる。また、電話着信時には客室乗務員が画面に表れるほか、メールを送受信すると787型機の機影が動くなど、さまざまな趣向を凝らした。

 携帯サイトのメニュー画面には「JALメニュー」のバーを設置し、国内線/国際線/JALマイレージバンク/運航の見通しなどのページに直接アクセスできるようにした。「JALからのお知らせ」「キャンペーン情報」のページでは、JALの最新情報を確認することができる。

 JALとKDDIは、携帯電話の外装もJAL仕様となるフルチェン対応端末「JALケータイ」を2008年度中に個数限定で提供する計画も明らかにした。

■関連情報
・日本航空のWebサイト http://www.jal.jp/
・KDDIのWebサイト http://www.kddi.com/