グラムスリーは12月18日、女性向けコミュニティサイト「Deatre（デアトレ）」をリニューアルし、共同通信社との共同運営を開始した。女性のクチコミネットワークを経済分野や海外の情報と組み合わせることで、より質の高いコンテンツを提供するという。
Deatreは、20―30代女性を対象にファッションや美容、流行などの情報を発信するWebサイト。会員ブログや会員参加企画などを企業向けマーケティングツールとして活用してきた。共同通信社の協力を得て、キャリア形成や財テク、海外ファッション／トレンド／エンターテインメント情報などの新たなコンテンツを提供する。共同通信社が持つ写真アーカイブを利用し、ファッション特集記事なども充実させる（関連記事）。
リニューアル後のコンテンツは、「ニュース」「ファッション」「インターナショナル」「ビューティー」「ヘルス＆フード」「ライフスタイル」「ラブ＆アース」の7分野。経済記事特集では、会員に金融商品を試してもらう企画なども予定している。
グラムスリーは、企業による商品／サービスのプロモーション活動と、会員レポーターによる記事や体験ブログを連携させ、クチコミマーケティング支援サービスを展開していく。会員アンケートや会員向けイベント、サンプリング調査なども実施する。さらに、ラジオや雑誌などとの連動マーケティングも検討中。
Deatreは2006年に開設し、会員数は約3万5000人。最新ヘアスタイル／美容アイテムを紹介するコーナー「Deatre Keep Beauty Girls（DKBG）」のコンテンツは、朝刊紙「SANKEI EXPRESS」や総合ビジネス金融サイト「フジサンケイビジネスアイ」にも提供した。
■関連情報
・グラムスリーのWebサイト http://www.gram3.co.jp/
・共同通信社のWebサイト http://www.kyodo.co.jp/
