米Oracleは米国時間2008年12月18日,2009会計年度第2四半期(2008年9~11月期)の決算を発表した。GAAPベースの売上高は56億700万ドルで前年同期から6%増加。純利益は同1%減の12億9600万ドル,1株当たり利益は25セントで前年同期と同水準となった。当期はソフトウエア事業の売上高が8%伸びたものの,新規ライセンスの売上高が3%減少した。

 為替の影響を除いた場合,GAAPベースの1株当たり利益は前年同期から11%増の29セント。同条件の売上高は前年同期比12%の増加,純利益は同10%増となる。

 非GAAPベースでは,純利益が前年同期比8%増の17億4600万ドルで,1株当たり利益が同9%増の34セント。同条件の売上高は同6%増の56億8700万ドルとなった。

 ソフトウエア事業の売上高は,前年同期から8%増の44億7600万ドルを計上。新規ライセンス収入は16億2600万ドルで前年同期から3%減少したが,ソフトウエア・ライセンスの更新およびサポートの売上高が28億5600万ドルで同14%の増収となった。サービス事業の売上高は11億3100万ドルで前年同期から2%減となった。営業利益率は35%で,前年同期から1.66ポイント上昇した。

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