ALBERT(アルベルト)は12月16日、CHINTAIが同日より開始した不動産情報検索サイトに、独自開発のニーズインプット型レコメンドエンジン「Bull's eye」を提供したと発表した。ユーザーが住みたいエリアや路線ではなく、ライフスタイルや住みたい街のイメージ、こだわりなどから物件を検索できるようにする。

 CHINTAIの新サイト「住むマチサーチ」は、ALBERTのデータ解析技術やレコメンデーション技術と、CHINTAIの賃貸物件に関するノウハウを組み合わせた。調査データをもとに「街」データベースと「人」クラスタを構築し、各ユーザーの好みをリアルタイムに解析、最適な街を推薦する。

 ユーザーがプロフィールや希望の通勤/通学時間などの基本情報を入力した後、ライフスタイルと暮らしたい街のイメージを入力すると、そのユーザーに最適の街をリアルタイムに解析してデータベースから抽出し、カウンセリング理由と共に理想に近い順に推薦する。

 また住みたい街が見つかっても予算や通勤先からの距離などの問題でそこに住めない場合、雰囲気や条件が似ている別の街を探し出す。調査結果から街の雰囲気やイメージ、住環境といった要素を定量化し、そのデータベースをもとにユーザーが指定した街によく似た街を提案する。

■関連情報
・ALBERTのWebサイト http://www.albert2005.co.jp/
・CHINTAIのWebサイト http://www.chintai.jp/