Google App EngineのQuota Details Dashboard
Google App EngineのQuota Details Dashboard
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 米Googleは米国時間2008年12月16日,Webアプリケーション・ホスティング・サービス「Google App Engine」の新機能として,システムの動作状況を確認できる「App Engine System Status Site」と,各アプリケーションのリソース利用量を調べられる「Quota Details Dashboard」の提供を開始した。

 App Engine System Status Siteは,関連APIの各種遅延時間とアップタイムをリアルタイムに表示する。日付を指定して過去の状態推移も確認できる。今後,計画的なサービス停止などの通知にも利用する。

 Quota Details Dashboardは,運用しているアプリケーションについて帯域幅やプロセサの利用量を表示する。ここで得られる情報を参考にすると,無料で使用可能なリソースの残量を知ることができる。

 現在Google App Engineは,最大500Mバイトのストレージ,最大月間500万ページ・ビュー数を無料で利用できる。有料のリソース追加購入サービスでは,プロセサ1コアにつき1時間当たり10~12セント,ストレージ容量1Gバイトにつき1カ月当たり15~18セント,Webサーバーから発信する通信に関して転送量1Gバイト当たり11~13セント,Webサーバーが受信する通信に関して転送量1Gバイト当たり9~11セントをそれぞれ課金する予定(関連記事:【Google I/O】「クラウドを誰もが入手可能に」,Google App Engineの一般提供を開始)。

[Google App Engine公式ブログの投稿記事]