IEの修正パッチ,12月18日に緊急リリースマイクロソフトは2008年12月17日、Internet Explorer(IE)の脆弱(ぜいじゃく)性を解消するセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を、同年12月18日に公開することを明らかにした。既に悪用が確認されている危険な脆弱性なので、すべてのIEユーザーが適用するようにしたい。 マイクロソフトでは、同社製品のセキュリティ情報とセキュリティ更新プログラムを、毎月第2火曜日(米国時間。日本時間ではその翌日)にまとめて公開している。毎月決められた日に公開することで、システム管理者やユーザーが、パッチ適用のスケジュールを立てやすくしている。 しかしながら、同社が緊急を要すると判断した場合などには、定例日以外に公開することがある。過去に何度かあり、今回もその一例。 今回提供予定の修正パッチは、IEのデータ処理に関する脆弱性を解消するもの。細工が施されたWebページにアクセスするだけで、悪質なプログラム(ウイルスなど)を実行される恐れがある。 実際、2008年12月11日以降、この脆弱性を悪用する「ゼロデイ攻撃」が出現。悪用するためのコード(プログラム)も出回っている。また、有名なWebサイトが不正侵入されて、悪用コードを埋め込まれるケースが相次いでいる。 そこでマイクロソフトでは、今回の脆弱性に関する情報(セキュリティアドバイザリ)を2008年12月11日にリリースし、脆弱性の存在や回避策を公表。以降、同情報を随時更新して、回避策に関する情報などを追記してきた。 しかしながら、修正パッチは未公開。マイクロソフトでは、調査が完了次第、適切な措置(修正パッチの公開など)を講じるとしていた。そして今回、定例外で修正パッチを公開することになった。 通常、セキュリティ情報の概要は、公開日の3営業日前(日本時間では公開日前週の金曜日)に公表されるが、今回は定例外ということで、公開日前日の公表となった。 脆弱性の最大深刻度は、最悪の「緊急」。影響を受けるのは、現在サポート対象となっているすべてのIE(IE8ベータ2を含む)。当初はIE7しか影響を受けないとされていたが、その調査により、IE6やIE8ベータ2、IE 5.01/6 SP1(これらはWindows 2000のみ)も影響を受けることが明らかとなっているので要注意。 脆弱性の詳細や修正パッチは2008年12月18日に公開する。パッチは、「Microsoft Update」やセキュリティ情報のページ(ダウンロードセンター)から適用可能。自動更新機能を有効にしていれば自動的に適用される。
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