米Googleは米国時間2008年12月15日,Webサイトにソーシャル機能を追加するサービス「Friend Connect」に,ミニブログ・サービス「Twitter」との連携機能を新たに搭載したと発表した。Friend Connect対応のサイトを利用する際に,Twitterのアカウントを利用できる。

 Friend Connectは,Googleが12月4日にベータ公開したサービス(関連記事:Google,Webサイトをソーシャル化する「Friend Connect」をベータ公開)。通常のWebサイトにソーシャル機能を簡単に追加し,コメント投稿やレビューなどを通じてユーザー同士が交流できるようにする。ユーザーは,Google,Yahoo!,AOLのアカウントやOpenID対応のアカウントを利用してログインする。

 今回の機能追加により,Friend Connect対応のサイトでTwitterのアカウントとプロフィールを新たに利用できるようになった。Twitterでフォローしている人を同じサイト上で見つけることも可能。自分が参加したサイトのURLをTwitterの「つぶやき」で他のユーザーに知らせる機能も備えている。

 TwitterのCEO(最高経営責任者)Evan Williams氏は,Twitterの投稿で,SNS大手の米Facebookとの連携についても準備を進めていることを明らかにした。「Twitterが『FacebookではなくGoogleを選んだ』ということではない」と同氏は述べている。

 Facebookも12月4日に,外部サイトとの連携を実現するデータ・ポータビリティ技術「Facebook Connect」を正式公開している(関連記事:Facebook,外部サイトとの連携を実現する「Facebook Connect」を正式公開)。

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