JALのホームページ
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 日本航空インターナショナル(JAL)は12月15日、Webサイトをリニューアルした。ブレインパッドの行動ターゲティング型レコメンドシステム「Rtoaster」の新版を導入し、利用者の行動や地域に合わせて最適なコンテンツを表示できるようにした。

 Rtoasterは、Webサイト利用者のクリック傾向や検索キーワードといった行動情報をリアルタイムに点数化し、自動的に最適なコンテンツを選んで表示する。新版はエリアターゲティング機能を搭載しており、利用者のIPアドレスから調べたアクセス元に合うよう細かく表示コンテンツを調整できる。例えば、利用者の地域に応じて最初に表示する出発空港を変えるといった処理が可能で、Webサイトの操作性/利便性向上につながるという。

 JALは、今後さらにエリアターゲティング機能を活用し、地域情報も加味したキャンペーン/旅行商品のレコメンデーションなどを実施し、Webサイト経由の売上拡大を図る。

 Rtoasterは、ブレインパッドが開発/販売しているシステム。2006年11月に販売を開始し、これまで50社以上が導入。コンバージョン率向上、ユーザビリティ改善、顧客育成といった効果があるという(関連記事その1その2)。

■関連情報
・日本航空インターナショナルのWebサイト http://www.jal.co.jp/
・ブレインパッドのWebサイト http://www.brainpad.co.jp/