ユビキタスエンターテインメントは,iPhoneおよびiPod touch向けの手描きメモアプリ「ZeptoPad」をバージョンアップし,2.0とした。
ZeptoPad 2.0で興味深い機能が,「WebアクセスによるPC/Mac連携」である。同ソフトが内蔵するhttpサーバー機能を起動することでiPhoneがWebサーバーになる。これにより,ZeptoPadで描いたワークシートをパソコンやMac上に表示できるようになる。同社は,ZeptoPadを手元のiPhone上で操作し,パソコンの画面をホワイトボード代わりに使うプレゼンテーション利用を想定している。
さらに,このPC/Mac連携機能を使えば,パソコンなどからZeptoPadのワークシートをPDF,JPEG形式で取得,保存できるようになる。これは,ユーザーからの要望が高かったものだという。
このほか新バージョンでは,処理速度を30%高速化,解像度を4倍にした。
旧バージョン1.6を利用しているユーザーは,新バージョン2.0に無料でアップグレードできる。新規購入の場合は,日本で1200円,米国で9.99ドルとなっている。