米News傘下の米Fox Interactive Media(FIM)が運営するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「MySpace.com」は,提携サイトからMySpace.comへのアクセスを支援するフレームワーク「MySpace Open Platform」を,フランスで現地時間12月8日に発表した。

 同フレームワークの中核となる「MySpaceID(旧称はData Availability)」により,ほかの提携SNSとプロフィールを共有したり,提携SNS内でMySpaceの「Friends(友人)」を検索できるようになる。また,通常のWebサイトにソーシャル機能を付加できる米Googleの「Friend Connect」にも対応する。さらに今後,MySpaceのURLを用いて提携サイトでアカウントを開設したり,MySpaceで更新したデータを提携サイトに配信できるようにする予定。

 同社はまた,MySpaceIDの実装に関して,英Vodafoneと米Netvibesと提携した。Vodafoneの携帯電話ユーザーがMySpaceのアカウントにアクセスして,プロフィール情報やコンテンツを共有したり,Friendsとやり取りが行えるようにする。Netvibesは,MySpaceIDを利用して,MySpaceユーザーとのやり取りや情報共有を支援する予定。

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