ボーランド日本法人は2008年12月9日、負荷テストツールの新版「Borland SilkPerformer 2008R2日本語版」を出荷開始した。徳永信二社長は「サービスレベルの保証が必須なPaaSやNGNのベンダーからのニーズも高まり、負荷テストツールの市場は拡大している。2008年の売上高は1億円弱だったが2009年は新版投入で2億円を狙う」と話す。
旧版からの強化点は大きく三つある。メニューなどを日本語化したこと、テストを実施するサーバーのリソースの利用状況を把握・管理できるようにしたこと、同社製テスト管理ツールや構成管理ツールとの統合を進めたことだ。
Borland SilkPerformer 2008R2日本語版は負荷テストの対象アプリケーションによって3段階のラインナップをもつ。一番下の「Web仮想ユーザーパック」は通常のWebアプリケーションに加え、Adobe FlexやAjaxを使ったリッチクライアントのWebアプリケーションを対象とする。
中位の「スタンダード仮想ユーザーパック」は、Web仮想ユーザーパックの機能に加えて、CORBAやJ2EE、.NETを通信基盤に使うアプリケーションやディレクトレリ・サーバーの負荷テストを実施できる。最上位の「プレミアム仮想ユーザーパック」はさらに、ERP(統合基幹業務システム)パッケージやMetaFrameを使ったシンクライアントシステムの負荷テストまで可能だ。
価格は25ユーザーの負荷がかけられる最小構成で、Web仮想ユーザーパックが5万4600円(税込み)、スタンダード仮想ユーザーパックが6万8250円(同)、プレミアム仮想ユーザーパックは8万1900円(同)である。負荷テストは一時的に利用するケースが多いため、期間限定ライセンスも用意する。