アフィリエイトマーケティング協会(AMA)は12月6日に開催したアフィリエイト・カンファレンスで、「ASP of the Year 2008」を発表した。アフィリエイターの満足度が高いASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を表彰するもので、グランプリはファンコミュニケーションズ「A8.net」(エーハチネット)が受賞した。

 同賞はAMA会員とカンファレンス参加者を対象とした調査(会員向け調査)と、一般アフィリエイターを対象とした調査の二つを実施し、「満足度の高いASP」を投票してもらい集計したもの。会員向け調査の回答数は126件、一般調査は1298件。

 A8.netは会員向け調査での満足度は2位だったが、一般調査も含めて集計した結果、首位となった。

 会員向け調査ではこのほかに、認知度、提携したいマーチャント(ECサイト)が多いASPなどについても尋ねた。その結果、認知度では、「楽天アフィリエイト」が100%でトップ。利用率は、「A8.net」「バリューコマース」「リンクシェア」の順。満足度は「リンクシェア」「バリューコマース」「A8.net」の順。最も成果が上がっているASPは「リンクシェア」と「A8.net」が拮抗、提携したいECサイトが多いASPでは「リンクシェア」に次いで「バリューコマース」という結果になった。

 会員向け調査によると回答者の約37%は1カ月のアフィリエイト収入が5万円以上で、ケータイでのアフィリエイトは37%が実施している。また、38%が自分のアフィリエイトサイトへの集客のために検索連動型広告を出稿している。

■関連情報
・アフィリエイトマーケティング協会のWebサイト http://affiliate-marketing.jp/