iPhoneにおける検索連動広告の表示例
iPhoneにおける検索連動広告の表示例
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 米Googleは,有料広告サービス「AdWords」においてフル・ブラウザ搭載の携帯電話機にテキストや画像の広告を配信できるオプションを追加した。米国時間2008年12月8日,同社公式ブログで発表した。これにより,広告主はiPhoneやT-Mobile G1などに向けてキャンペーンを展開できるようになった。

 フル・ブラウザ搭載の携帯電話には,パソコン向けと同じ広告やランディング・ページ(広告のリンク先)を表示できる一方,行動を促す広告や,携帯電話ユーザーに的を絞った広告の展開もできるという利点がある。今回の広告配信オプションでは,パソコン向け広告を携帯電話には表示しないようにすることも可能だ。

 Googleでは,従来もiPhoneやG1で広告を表示していたが,これはGoogle側で検索結果を各端末向けに最適化して配信していたからだ(関連記事)。今後はフル・ブラウザ搭載の携帯電話に的を絞った広告展開と効果測定ができるようになる。