マイクロソフトは2008年12月5日,2008年12月10日に公開予定のセキュリティ・アップデート(修正パッチ)8件を発表した。内訳は,遠隔コード実行対策の「緊急」が6件,遠隔コード実行/権限昇格対策の「重要」が2件。

 影響を受けるソフトウエアは「Windows」「Internet Explorer」「Office」「Visual Basic」「SharePoint」。修正パッチ適用の有無は,Microsoft Baseline Security Analyzerで検出できる。修正パッチは,公開後に「Microsoft Update」「Windows Update」「Office Update」「マイクロソフト ダウンロード センター」から入手可能。自動更新機能を有効にしていれば自動的に適用,あるいはダウンロードされる。修正パッチによっては,適用後にマシンの再起動が必要な場合がある。

 重要度ごとに見た各修正パッチの概要は以下の通り。

【緊急(いずれも遠隔コード実行対策)】

  • Windows関係(2件)
  • Internet Explorer関係(1件)
  • Office関係(Word,Excel)(2件)
  • Visual Basic関係(1件)
【重要】
  • Windows関係(Windows Media コンポーネント)の遠隔コード実行対策(1件)
  • SharePoint関係の権限昇格対策(1件)

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