検索キーワードツール「キーワードハンター」を提供するアユダンテは12月3日、2009年3月に検索数がピークとなる検索キーワード集「シーズン先取りキーワード100」を発表した。2008年3月にピークに達した主要検索キーワードをもとに、2009年3月のSEO/SEM対策や季節のプロモーションに効果がありそうな検索キーワード100個を抽出した。

 3月にピークを迎えるキーワードは「桜」「ホワイトデー」「おかあさんといっしょ」などで、検索数は「ソニー」や「読売新聞」などの大手企業に匹敵する70万―80万件に達するという。また「ちらしずし」「イチゴ狩り」の検索数は、普段の100倍に増加し、ここ最近の「麻生太郎」よりも多くなる。このほか「花粉症」や「春高バレー」も上位に来るという。

 同社によると、SEOを中心とするインターネットマーケティングでは検索キーワードが重要となるが、その対策は3ケ月先を見て準備する必要があるという。「シーズン先取りキーワード100」の一覧は同社のサイトで公開している。

 アユダンテのキーワードハンターは、「エキサイト」や「goo」「BIGLOBE」「@nifty」など、クロスリスティング(東京都渋谷区)の提携ネットワークが提供する検索データを調べられるサービス。キーワードを入力すると、そのキーワードを含む人気キーワードを検索数の多い順に100個表示する。例えば、「自動車保険」で検索すると、「自動車保険」(検索数30万390件)、「自動車保険 比較」(同1万2137件)、「自動車保険ランキング」(同1万1635件)といった結果が出る。過去の月ごとの検索履歴も提供しており、年間を通した検索動向を把握でき、ピーク時の需要に備えたマーケティングが実施できるという。

■関連情報
・アユダンテのWebサイト http://www.ayudante.jp/
・クロスリスティングのWebサイト http://www.xlisting.co.jp/