日本空港ビルデングは12月1日より、羽田空港の女性トイレ内に大型ディスプレイを用いた電子看板(デジタルサイネージ)を設置し、「羽田空港レストルームチャンネル」として広告配信サービスを開始する。トイレの個室という閉鎖空間を情報伝達の場として活用するのは、国内で初めてという。

 第1および第2旅客ターミナルの女性トイレの各ブースに、7インチ液晶ディスプレイを設置し、15秒のCM7枠、15秒の空港インフォメーション1枠の、2分1ロールの広告映像を配信する。リラックスした視認環境のなか1対1で放映するため、確実な情報伝達が期待できるとしている。

 羽田空港は英調査会社SKYTRAXによる「Airport of the Year 2008」の「CLEANEST WASHROOMS(最もクリーンなトイレ)」部門で、世界2位の評価を獲得した。同社は、「清潔で利用者の多いトイレを有する空港でこそ可能な広告配信サービス」と説明している。なお12月末までは、試験放映期間として広告を配信する。

■問い合わせ先
・日本空港ビルデング 旅客サービス部 広告・イベント課 電話:03-5757-8520

■関連情報
・日本空港ビルデングのWebサイト http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/