富士通エフ・アイ・ピーの伊与田悠代表取締役社長
富士通エフ・アイ・ピーの伊与田悠代表取締役社長
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 「ITを本当に利活用できているユーザー企業は、まだまだ少ないのではないか」。富士通エフ・アイ・ピーの伊与田悠代表取締役社長はこう語った。2008年11月26日に開催された「IT Service Forum 2008」講演での一幕だ。「ユーザー企業がITを活用して本業のビジネスを拡大する。そのためのインフラやサービスを提供するのが我々ソリューションプロバイダの役目だ」(伊与田社長)。

 伊与田社長は講演で、自社が提供しているさまざまなソリューションを紹介。ディザスタリカバリ関連のソリューションや緊急地震速報システム、企業全体の環境データを収集・分析するソリューション「SLIMOFFICE」、コールセンターのアウトソーシングサービスなどを挙げた。

 さらに、これらのソリューションを支えるITインフラとして、全国14カ所のデータセンターを基盤とする運用サービスに言及。「4000人を超える運用スタッフと、ITIL(ITインフラストラクチャ・ライブラリ)に対応した運用サービスを用意し、ユーザー企業によるITの利活用をきっちりと支えていく」とアピールしていた。