新しいDrop.ioを使っているところ
新しいDrop.ioを使っているところ
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 米Drop.ioは米国時間2008年11月24日,無料ファイル共有サイト「Drop.io」の刷新を発表した。ユーザー・インタフェースを一新し,機能性と使い勝手を向上した。

 複数ファイルのアップロードが効率的にできるようになったほか,サイト全体で,右クリックによるコンテキスト・メニューへのアクセスを可能にした。コメント投稿機能も強化し,コラボレーションの利便性を向上した。

 同社は2007年に設立された新興企業。Drop.ioサイトでは,名前やメール・アドレスの登録なしに,画像,ビデオ,オーディオ,文書など,さまざまなデジタル・コンテンツを無料で保存できる。ユーザーは,「drop」と呼ぶ最大100Mバイトの保存領域を好きな数だけ作成して利用できる。ファイルのアップロードはWebサイトのほか,電子メール,電話,ファックス,MMSやSMS,Facebookなどを介して行える。パスワードやコンテンツの保存期間の設定も可能である。

 Drop.io創立者兼CEOのSam Lessin氏は,「ファイル共有の概念を覆すシンプルなツールを提供し,一般ユーザーと企業ユーザーの両方に役立つファイル共有サイトを構築したい」と述べている。