松江市としまねOSS協議会は2008年11月21日「松江オープンソース活用ビジネスプランコンテスト」を創設したと発表した。一般部門と学生部門の2部門で全国からビジネスプランを募集する。

 松江市はオープンソースのプログラミング言語「Ruby」の作者まつもとゆきひろ氏が同市に在住していることから,オープンソース・ソフトウエア(OSS)による地域振興を図る「Ruby City Matsue」プロジェクトを推進している。しまねOSS協議会は島根県の産官学による,オープンソース・ソフトウエアによる地域振興を推進する団体である。松江市としまねOSS協議会は共同で「オープンソース活用ビジネスプランコンテスト実行委員会」を設立しコンテストを実施する。

 松江市としまねOSS協議会では「オープンソースのビジネスモデルは未知数の部分が多く,ビジネスプランを募集・審査し,優秀なプランを表彰することにより,この分野におけるビジネスの可能性に光を当て,オープンソース活用の気運の醸成を図りたい」としている。

 ビジネスプランの応募は2009年1月13日まで。応募要項,応募用紙はしまねOSS協議会のホームページで配布している。