NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は11月20日,米アップルのiPhone 3GおよびiPod Touch向けに,公衆無線LAN接続ツール「iHOTSPOT」の提供を開始した。iHOTSPOTを使うことで,NTTコムが提供する公衆無線LANサービス「ホットスポット」へのログイン作業が簡単になる。
これまではiPhone 3GおよびiPod Touchが搭載するWebブラウザ「Safari」の画面から,毎回ユーザーIDとパスワードを入力する必要があり,ユーザーから操作が煩雑との声が挙がっていたという。
iHOTSOPTを使う際は,事前にログインIDとパスワードを同ソフトに登録し,保存しておく(写真)。その後はホットスポットのエリア内で同ソフトを起動することで,自動的にログインが可能になる。iHOTSPOT自体は無償で,米アップルのAppStoreから入手できる。
対象となる公衆無線LANサービスは,ホットスポットのほか,NTTコムのストレージ・サービスである「cocoaギガストレージ」とホットスポットをセットにした「OPENプラン」および「OPENプランライト」。他社の公衆無線LANサービスでは利用できない。
なお,iHOTSPOTを利用する前には,iPhone側であらかじめESS-IDとセキュリティ・キーを設定しておく必要がある。この設定を容易にするツール「ホットスポット簡単設定プロファイル」も同日提供を開始した。ホットスポットの設定&接続サポート・ページからダウンロードできる。
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