HP TouchSmart tx2 Notebook PC
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米Hewlett-Packard（HP）は米国時間2008年11月19日，タッチパネル式の液晶ディスプレイを搭載したコンバーチブル型タブレット・パソコン「TouchSmart tx2」を発表した。複数の指を使ったマルチタッチ操作に対応しているのが特徴。一般消費者向けのコンバーチブル型パソコンにマルチタッチ技術を搭載したのは業界初と同社は説明している。
液晶ディスプレイを回転させることで，ノート・パソコン型とタブレット型のいずれの形状でも利用できる。画面上では，指による操作のほか，付属のスタイラスによる入力が可能。キーボードによる通常の操作も行える。
複数の指を使うマルチタッチは，ピンチ，回転，フリックなどの操作に対応。付属のデジタル・エンターテインメント・ソフトウエア「HP MediaSmart」では，写真，音楽，動画，Webなどの操作やファイル整理にマルチタッチを活用できる。
液晶画面は12.1インチ。本体重量は4.5ポンド弱（約2kg）から。プロセサは米AMDの「Turion X2 Ultra Dual-Core Mobile Processor」または「Turion X2 Dual-Core Mobile Processor」を搭載。OSはWindows Vista Home Premium。米国での価格は1149ドルから。
なお企業向けのマシンでは，米Dellが2007年に発売したコンバーチブル型タブレット・パソコン「Latitude XT」がマルチタッチ機能を搭載している（関連記事：Dell，初のタブレットPC「Latitude XT」を発表）。
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