ライブドアは11月14日、同社のソーシャルブックマークサービス「livedoorクリップ」に、Amazon.co.jpの商品情報を登録/削除できる「関連商品」機能を同日より追加したと発表した。ユーザーが関連商品を自由に登録できる機能の搭載は、国内のソーシャルブックマークでは初めてとしている。

 商品データは、Amazonが同社の技術プラットフォーム/商品データにアクセスできるようにと外部に提供している「Amazon Webサービス」を利用して抽出する。ユーザーは、クリップに関連する書籍やDVD、ソフトウエアなどをクリップ詳細ページに登録できる。

 詳細ページの下にある「商品の編集」ボタンをクリックすると、Amazonの商品が表示される仕組み。標準では、クリップに付けられたタグで検索した書籍が表示されるが、フリーワードによる検索も可能。JavaScriptを使ったリッチユーザーインタフェースで、画面遷移することなく同一画面上で容易に検索/登録/削除できるという。

 新機能の利用により、ユーザーは単一のページに関連情報を集約し、情報の充実化を図ることができる。一方閲覧者は、クリップされた記事や関連商品について情報を入手し、気に入った商品があれば購入できるというメリットがあるとライブドアは説明している。同社は、クリップの情報量を増やすことで、ソーシャルブックマークサービスのCGM(消費者生成メディア)としての価値を高めたい考え。

 今後もユーザーが関連情報を自由に登録できる機能や関連情報を機械的に抽出する機能などを追加し、利用層の拡大を目指すとしている。

■関連情報
・ライブドアのWebサイト http://www.livedoor.com/