米Hewlett-Packardは米国時間2008年11月15日,再生インク・カートリッジに使用されるインクに関する特許侵害訴訟で米LexJetおよびその関連会社LexJet Southern Californiaと和解に至ったと発表した。

 HPは今年5月22日に,LexJetを相手取り,カリフォルニア州北部地区米連邦地方裁判所に訴訟を起こしていた。

 HPは,LexJetにインクを供給している会社と,訴訟を避けるための解決方法を策定。インク供給会社が問題となっているインクの成分配合を変え,HPに和解金を支払うことで合意したという。なお,金額については明らかにしていない。

 米メディアの報道(CNET News.com)によると,LexJetは使用済みのHP製インク・カートリッジを回収し,インクを詰め替えて再販している。HPはこれまでも同様に複数のカートリッジ・メーカーやインク・メーカーを特許侵害で提訴している。

[発表資料へ]