日立システムアンドサービスは2008年11月13日,公募していた「セキュリティいろはかるた」読み札コンテストの優秀作品を発表した。

 「セキュリティいろはかるた」は,かるたの句形式でセキュリティに関する警句や教訓を表現したもので,同社のホームページで公開している。同社では2008年10月10日からかるたの句を公募しており,1700通の応募があったという。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授でカーネギーメロン大学日本校 大学院情報セキュリティ研究科教授の武田圭史氏や女子美術大学教授の伊藤ガビン氏らが選考を担当した。

 大賞に選ばれたのはG++氏の作品「敵は煩悩時にあり」。アダルトサイトの閲覧など,煩悩に負けている時にウイルス被害にあうことが多いことを警告する句だという。

 優秀賞には「『消した』は実は 消えてない」,「ブログから 漏れて広まる 社内事情」,「こっそり見ても ごっそり感染」,「『エコだよ』と 裏紙使って データ漏えい」,が選ばれた。

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