電力網向け機器/サービス関連の業界団体Demand Response and Advanced Metering(DRAM)Coalitionは米国時間2008年11月13日,新たに米Googleと電力関連企業の米CPower(旧社名はConsumerPowerline),米Conservation Services Group(CSG),米Corporate Systems Engineering(CSE)が加盟したと発表した。また同団体は,名称を「Demand Response and Smart Grid(DRSG)Coalition」に変更する。

 DRSGは,電力需要対応技術や高度な機能を備える電力メーター(スマート・メーター)といった電力網関連分野の企業で構成する。2001年に発足し,政治家,電力会社,報道機関,金融機関などの関係者に近代的な電力システムの重要性を訴える活動を展開している。

 Googleは,このところエネルギー分野に積極的な姿勢を示している。クリーン・エネルギーの推進で米General Electric(GE)と協力する計画のほか,地熱発電の研究やプラグイン・ハイブリッドカーの普及促進活動に対する資金提供などを発表している(関連記事:GoogleとGE,クリーン・エネルギーの推進に向けた取り組みで協力/Google.org,地熱発電の新技術開発に1000万ドル強を投資/Google,プラグイン・ハイブリッドカー普及促進に1000万ドル超出資へ)。

[発表資料(PDF形式)]