ソフトウエア開発・販売のエスエムジーはこのほど,ソフトウエア開発の構成管理を支援するSaaS(Software as a Service)の新版「PROMA-C DevNavi」の提供を開始した。従来の「PROMA-C LITE」から名称を変更し,利用者が開発中のソフトウエアの品質低下を検出して警告を出すアラート機能を新たに追加した。

 PROMA-C DevNaviはバージョン管理,課題管理,プロジェクトレポート作成,プロジェクトポータルといった機能を提供するSaaS。オフショア環境での開発を容易にするため,インターネット上にソフト資産を配置する。Javaアプリケーションの開発でよく使われるオープンソースの統合開発環境のEclipseから利用でき,開発の進捗や成果物はWebブラウザなどから確認できる。

 PROMA-C DevNaviではアラート機能を追加したことに加えて,使用しているオープンソース・ソフトの最新版に対応した。バージョン管理ではSubversion 1.5,課題管理ではTrac 0.11を新たにサポートした。

 ライセンス価格は,プロジェクト単位で課金する「プロジェクト毎契約プラン」の場合,最大10ユーザー,ディスク容量10GB以下,使用期間12カ月で45万1500円。ユーザー数固定の「グループ契約プラン」もある。