NTTレゾナントは11月13日、携帯電話向け地域検索連動型広告サービスの提供を開始した。地域と関連性の高い広告を外出先で見てもらえるため、広告主はより利用者のニーズに合った広告の掲載が可能という。

 同社がパソコン向けに提供している「エリアマッチ」のモバイル版でとして、「エリアマッチモバイル」の名称で提供する。地域ポータルサイト「まちgoo」、ポータルサイト「モバイルgoo」の「天気」「路線」コーナー、ジョルダンのiメニュー公式サイト「乗換案内」、その他「観光情報サイト」「飲食店クチコミサイト」といった地域情報を提供する9種類の携帯電話向けサービスに、地域連動型広告を配信する。

 広告掲載の対象地域を、都道府県の単位だけでなく、生活圏や職域圏などに限定できる。エリア別のマーケティング活動を展開している場合は、エリアごとに広告クリエイティブを設定することも可能。画像とテキストを同時表示する広告にも対応しており、サイト誘導効果に加えてサイト認知も期待できるという。料金は1クリック当たり50円から。

 同社は2005年7月にパソコン向けのエリアマッチを開始し、現在まちgoo、ポータルサイト「goo」、約60カ所の地域情報サイトなどに約10万件の広告を配信している(関連記事)。

■関連情報
・NTTレゾナントのWebサイト http://www.nttr.co.jp/