ストレージ・ソリューションを提供する米NetAppは米国時間2008年11月12日,2009会計年度第2四半期(2008年8~10月)の決算を発表した。売上高は9億1200万ドルで,前年同期の7億9200万ドルから15%増加した。

 GAAP(米国会計原則)ベースの純利益は4900万ドル(1株当たり利益は0.15ドル)で,前年同期の8400万ドル(同0.23ドル)から大幅な減益となった。また,非GAAPベースの純利益は9200万ドル(1株当たり利益は0.28ドル)で,前年同期の1億1600万ドル(同0.32ドル)から減少した。

 売上高の内訳を見ると,製品による収入が5億7000万ドルで,前年同期の5億4100万ドルから増加。サービスによる収入が1億8800万ドルで,前年同期の1億3400万ドルから成長した。

 しかし営業支出は4億8100万ドルで,前年同期の4億400万ドルから増加。そのため営業利益は6600万ドルとなり,前年同期の8000万ドルから減少した。

 なお,次の四半期の業績予測については,世界経済の先行き不透明感から発表を控えた。