米Intelは米国時間2008年11月12日,同年第4四半期業績が従来予測を下回る見通しだと発表した。すべての地域と市場において,需要が期待を大幅に下回っているためと説明している。また,パソコン・サプライ・チェーンが積極的に部品在庫の削減を進めていることも,要因として挙げた。
第4四半期の売上高は87億~93億ドルとなる見通し。従来は101億~109億ドルの範囲を見込んでいた。
粗利益率の予測は55%(プラス/マイナス2ポイント)で,従来の59%(プラス/マイナス2ポイント)から引き下げた。
研究開発費と,マーケティングおよび一般管理費(MG&A)を含む経費は,約28億ドルになると予測する。従来見通しは約29億ドルだった。また,2008年通期における経費の予測を,従来の約115億ドルから約114億ドルに縮小する。
その他の見通しについては,従来と変更がないとしている。
同社は第4四半期の決算報告を2009年1月15日に行う予定。
米メディアの報道(CNET News.com)によると,この発表を受けてIntelの株価は,同日の時間外取引で7.47%下落した。
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