11月3日より開催された「ad:tech New York 2008」の展示会場には、約350社が出展した。その中で今回は、簡単に、そして効率よくバナー広告を作成、配信できるツールを提供するAdReadyのアカウント・エグゼクティブのブラント・シュミッツ氏に話を聞いた。

350社が出展したad:tech New York 2008の展示会場入り口
350社が出展したad:tech New York 2008の展示会場入り口
AdReadyのアカウント・エグゼクティブのブラント・シュミッツ氏
AdReadyのアカウント・エグゼクティブのブラント・シュミッツ氏

 シアトルに拠点を置くAdReadyのツールはもともと広告代理店のオンライン広告をサポートするツールとして開発された。しかし現在はそれだけにとどまらず、中小企業が効率よくバナー広告を使ったキャンペーンを展開できる、いわば「セルフ・サービス・ソリューション」としても広く利用されている。

 シュミッツ氏は、「AdReadyのツールは、Google、 Yahoo、 RightMedia、といった主要広告ネットワークのキャンペーン管理やトラッキングまで行うことができる」という。広告制作のクリエーティブについては、「テンプレートを商品分野別ライブラリーの中から選び、レイアウト、サイズ別などを選択。もちろん自分が作成した広告のアップロードも可能である」(シュミッツ氏)。