Windows 7のサーバー版であるWindows Server 2008 R2では,サポートする最大論理CPU数を従来の64個から256個に拡張すると発表した。米国のロサンゼルスで先週開催されたWindows Hardware Engineering Conference(WinHEC)において,米MicrosoftのWindows Server & Solutions部門担当副社長であるBill Laing氏がキーノートで明らかにしたもの。

 キーノートの会場では,HP/IBM/Intelの3社と協同で,64CPUを超えるサーバー環境でWIndowsのアプリケーションやデバイス・ドライバが動作するのを見せた。ここには,次期SQL Server(コード名:Kilimanjaro)も含まれる。サポートする論理CPU数を拡大することで,性能とスケーラビリティを拡張し,より幅広いサーバーについて統合することが可能になる。

 ここで発表された詳しい内容を知りたい場合は,Microsoftが用意したLaing氏のQ&Aを参照してほしい。