インスタント・メッセージング(IM)サービス「meebo」を手がける米Meeboは米国時間2008年11月6日,米Googleの携帯電話プラットフォーム「Android」搭載機用のIMアプリケーション「Meebo for Android」を発表した。Android用アプリケーションの配布サイト「Android Market」から無償でダウンロードできる。

 meeboの特徴は,複数のIMサービスのアカウントを統合できること。「AOL Instant Messenger」「Yahoo! Messenger」「MSN Messenger」「Google Talk」などのIMサービスに一括ログインし,メッセージをやり取りできる。各サービスの友人リストもまとめることが可能。

 これまで同社が提供してきたパソコン向けやiPhone向けの同様のサービスは,Webブラウザから利用する形だったが,Android版では単体のアプリケーションとして提供する。メッセージの着信を画面上のステータス・バーにリアルタイムで通知する機能も備えており,バックグラウンドで動作しているときでも新着を確認できる。

 ただし,公式ブログへの投稿で同社は,今回の最初のバージョンはパソコン用のIMアプリケーションと同等の機能を完全に装備したものではないと説明している。できるだけ早い時期で公開する方がよいとの判断によるもので,ユーザーからの反響を今後の開発に生かすとしている。

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