●「iアバター」のトップページ
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 ディーツーコミュニケーションズ(D2C)は11月5日、NTTドコモのFOMA端末で利用できるアバターサービス「iアバター」を開始すると発表した。NTTドコモが11月以降に展開する新端末シリーズの発売に合わせてサービスを始める。

 ユーザーは、iモードの「iMenu」上に開設される「アバター」コーナーにアクセスし、さまざまなアイテムを組み合わせて好みのアバターを作ることができる。作成したアバターは、待ち受け画面に設定できるほか、デコメールの素材として利用することも可能。

 また同サービスのアバターは特定のサイトだけでなく、D2Cと提携する情報提供企業(IP:Information Provider)のサイトでも利用できる。複数のサイトで同じアバターを利用できるサービスは日本で初めで、IPにとっては、自社で開発することなくアバターサービスを提供できるというメリットがある。またiMenuからの新規ユーザーの誘引も期待できるとD2Cは説明している。

 D2Cは、サービス開始時から無料で利用できるアイテムを提供するほか、有料のアバターアイテムの販売も行う。有料アイテムは、D2Cがデザインしたもののほか、提携先のIPが制作したアイテムも提供する。このほかD2CはiMenuの「アバター」コーナーに広告スペースを設け、その販売も行う。また今後、「iアバター」を利用した新たなモバイル広告/マーケティングサービスの開発にも取り組むとしている。

■関連情報
・ディーツーコミュニケーションズのWebサイト http://www.d2c.co.jp/