米Googleは米国時間2008年11月4日,米大統領選挙の投票日における検索キーワードの傾向を調べた結果を発表した。それによると,米国の東部標準時間の正午12時における検索キーワードのトップ100中,少なくとも87のキーワードは選挙関連のものだった。

 このなかで10件は投票用紙サンプルや投票会場の場所などについて州の情報を検索するものだった。選挙に参加した有権者に無料で食べ物や飲み物を提供するコーヒー・ショップやファスト・フードについて情報を求める検索キーワードもランクインしており,なかでもStarbucksは「starbucks free coffee」「starbucks election」「starbucks vote」と3回登場している。

 また,投票会場における待ち行列や,投票関連の問題について検索が行われているほか,選挙の仕組みを理解するために「electoral college(選挙人団)」について情報を求める検索も行われている。ランキングには2大政党の候補者だけでなく,独立党候補のRalph Nader氏の名前が59位,自由党候補のBob Barr氏が98位に入っている。

 92位には「次期大統領が確定するのはいつ」という検索キーワードが入った。

発表資料へ