ケーブルテレビ(CATV)事業者の帯広シティーケーブル(本社:北海道帯広市,社長:林浩史氏)とソフトバンクテレコムは2008年11月4日,ソフトバンクテレコムのCATV電話サービス「ケーブルライン」の提供を,帯広ケーブルが11月1日に開始したと発表した。

 ケーブルラインは,ソフトバンクテレコムと帯広ケーブルの通信ネットワークを使ったCATV電話サービスで,NTTグループの加入電話番号(0AB~J番号)をそのまま利用できる。帯広ケーブルのケーブルライン加入者同士のほか,「BBフォン」や「BBフォン光」,「BBコミュニケーター」との通話が無料になる。一般電話への通話料金は,全国一律で3分当たり8.3895円である(発表資料)。

 帯広ケーブルはこれまでも,IP電話を組み合わせたトリプルプレイサービスを提供していたが,110番や119番など一部の番号に電話をかけられなかった。ケーブルラインと組み合わせた今回のトリプルプレイサービスでは,こうした問題がなくなる。